電話でデート・恐怖ヤドカリ男 〜後編
「ところで君はどんなとこに住んでるの?」
私はアパートに住んでるよ。
「一人暮らし?」
うん。
「ベッドルームはいくつあるの?」
スタジオやからベッドルームはないよ。
「そっかー、残念だなぁ。
もしベッドルームがあまってたら、
君とルームシェアできたのに」
・・・・・・・・
!!!!!!!
ひぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!
やめてぇぇぇぇぇ!
私のアパートに
男が転がり込んでくるとか、
絶対、絶対、絶対嫌!!!!
鳥だって、
鳥♂が一生懸命材料集めて、
きれいな巣を作ってから
鳥♀に求愛するというのに、
人間の分際で、何ほざいとるねん。
ここまで書いてて、ふと思った。
友達の家に間借り、とか言うてるけど、
友達って男とは限らんよね。
女と住んでるけど、うまいこといかんで、
次に移り住むとこ探してるって可能性もあるよね。
そうやとしたら、相当なクズ。
60歳もすぎて、自立できてない奴なんて、
喋る価値すらない。
あら、猫ちゃんがお散歩に行きたがってるわ、
ごめんね、もう電話切らなくっちゃ。
「君の猫散歩するの?」
そうなのー、するのー(ほんまはせえへん)
じゃあ、またねー!
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